紫外線吸収剤・散乱剤
・酸化チタン
白色顔料。紫外線吸収剤。紫外線などの400nmよりも短波長の光を強く吸収する一方で、可視光吸収は無いため日焼け止め(サンスクリーン剤)に使用される。
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
紫外線吸収剤。B派紫外線(UV-B)を吸収する働きが強い。ファンデーションなどで酸化チタンと共に配合されることが多く、より強い紫外線カット効果が期待できる。
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
紫外線吸収剤。A波紫外線(UV-A)を吸収する働きが強い。酸化チタンや酸化亜鉛などと組み合わせて、多くの日焼け止め化粧品に配合されている。
・酸化ジルコニウム
白色顔料。紫外線を散乱する働きもある。
・酸化鉄
顔料。紫外線散乱剤。赤色(ベンガラ)、黄色(黄酸化鉄)、黒色(黒酸化鉄)の3種類がある。顔料としてメイクアップ製品の色調調整に使われ、ファンデーションには欠かせない原料。